Tuesday, January 31, 2006

impatience

人から置いてきぼりを食らうと、焦りますね。

##########

久々の講義。どうも最近講義中でも集中できません。適当なことを並べるだけの能力しかついてないなー。後は人前でしゃべってもそんなにあがらなくなった、とか。もっとまじめにやらねばね。

##########

今日の一枚。

Weather Report, Heavy Weather

ウェザーです。名盤。言うことなしです。Havonaが好きです。

Monday, January 30, 2006

hair, heir, ...

髪を、切りました。

美容師さんとスノボ話で盛り上がりました。話術って重要。いろんなジャンルの話題に対応する引き出しの数も重要だけど、話と話をつなげていくつなぎの技ってのがもっと重要だと思う。ワンパターンでは生きていけないからね。

##########

人間が物を認識する能力ってすごいと思う。と、コンピュータビジョンをつかっててすごく思う。だって、たとえばコンピュータに映像で「机」を識別させようとしたら、机の定義となる要素、たとえば脚が4本ぐらいあって、たいてい木でできてて、上は平面で、みたいなことを覚えさせて、しかも様々なもの、オフィスにあるような机からダイニングテーブルまで、いろんなパターンを覚えさせなければいけない。しかも、それら覚えさせたものって、通常光源の位置とか強さで特性がかなり変わってくるから、それも加味して認識しなければならない。というわけで、コンピュータビジョンはなかなか難しいのです。

これに対して、音の認識。声紋とか、自動翻訳とか。あれらはコンピュータビジョンに比べるとはるかに簡単なのです。音声のデータを取って、セグメンテーションして、パターンマッチングをするだけでいい。ビジョンのようにそのものが何かを「解釈(interpret)」する必要がないわけです。PSPででているTalkmanもそういう原理でしょう。いくつかの例文のパターンが予め記憶されていて、それにマッチングしていくだけ。

そう考えると、ぱっと見ただけでそのものが何かを判別して、それが何につかわれるものなのかを瞬時に判断できる人間の脳って、すごいなあ、と思うわけです。ああ、一人で語ってしまった。

##########

今日の一枚。

Joachim Kuhn, Nightline New York

昨日に引き続きヨアイムキューン。またしてもやばすぎる。曲はSurvivorではスタンダードも織り交ぜていたのですが、こちらはヨアヒムオリジナルのみ。まじでやばい。Yvonne takes a Bathが気持ち悪いくらいかっこいい。でもイボンヌって誰だよ。

Saturday, January 28, 2006

manufacturing

12月の鉱工業生産指数が2000年来最高水準を記録したとか。>>

携帯電話なんかのディスプレイの生産増加に加え、厳しい寒さで石油ストーブが売れたとか。

とはいえ中東問題のおかげで石油の値段が高騰しているのはいただけない。

てか、これはまずいだろ>>

##########

今日はライブ。

個人的には、すごく楽しかった。

自分たちだけの演奏ができたな、と思いました。


そうだ理論や知識にもとづいたものじゃなくても
信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ
間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音


##########

今日の一枚。

Joachim Kuhn, Survivor

ピアニストのヨアヒムキューンのアルバム。1982年の録音。フロントは、若かりし日のMichael Brecker。やばいです。バップ。そしてソロとちょっとだけ参加しているBob Mintzerもかなりきてます。さらに、リズム隊の推進力もやばい。Eddie Gomezのベースがかなりアツイです。これは買いです。

musicaholics

明日はライブです。詳しくはこちらを。>>

##########

おしるこがうまい。

##########

今日の一枚。

The Brian Setzer Orchestra, VAVOOM!

今日は景気づけにセッツァーです。のりのりです。シャッフルです。ブギです。ペンシルベニア6-5000からかなり飛ばしてきています。

Friday, January 27, 2006

mozart

今日はモーツァルトの生誕250年の日です。

##########

就活再開。今日はエントリーシートを3つ出してみました。適性試験ってめんどくさい。。。

##########

今日の一枚。

Wolfgang Amadeus Mozart, Flute Concert in G major

そんなこんなで今日はモーツァルト。フルートコンチェルトです。これは、実はオーボエコンチェルトでも演奏されていて、その焼き直しだ、といううわさもある代物です。とはいえ、名作であることには間違いない。この時代の譜面って、装飾音符で書いてある音を普通に16分音符で吹いたりと、いろんな決まりごとがありますよね。でも、あえてそうやって書き分けてある意味を探っていったら、よりいい音楽作りができるんじゃないかな、と思ったりします。

Thursday, January 26, 2006

presentation

やっとプレゼンが一つ終了。ようやく一段落。最後に、「5月には飛行船が飛ぶといいね」と言われたのが痛かったですが、がんばります。2月中はLECと就活と練習で十分すぎるくらい充実できそうな予感。

##########

冬の第六角形

Rigel(Orion)
Sirius(Canis Major)
Procyon(Canis Minor)
Pollux(Gemini)
Capella(Auriga)
Aldebaran(Taurus)

##########

今日の一枚。

Geoffrey Keezer, Sublime - Honoring the Music of Hank Jones

ピアニストのGeoffrey Keezerが他のいろいろなピアニストとデュエットしてます。Geoffreyもうまいですが、一緒にやってるKenny Barron、Chick Corea、Benny Green、Mulgrew Millerもかなりよい。Kenny BarronとやっているPassing Timeがお気に入り。

Wednesday, January 25, 2006

survey

ちょっと調べなかったうちに、2005年中の学会の論文がIEEEにアップされていました。調査を怠るべからず。

##########

広い知識と、深い知識、どっちがいいのでしょうか?中庸をとったらそれはただの普通の人。中庸のレベルを上げればいいのかな。日々精進。キャパシティを広げよう。

##########

気づけば、星座の配置がかわっていました。空を見上げる余裕ぐらいは持たなきゃ。今日もシリウスはこうこうと輝いています。

##########

今日の一枚。

松永貴志, 無機質オレンジ

松永君です。友人の友人の弟です。微妙な距離。いや、うまいです。上原ひろみがスピード狂という感じになってきているのに対して、すごくバランスの取れた感じだと思います。ベースのウゴナ・オケグォ(言いにくい)のグルーブも良い。

Tuesday, January 24, 2006

borderless

徒然なるままに。

最近、いろんな業界同士の境界が曖昧になってきています。先日取り上げたテレビとPCの話も然り(つまり放送とインターネットか)、あと最近感じているのは携帯電話と携帯用端末(PDA、小型PCなど)ですね。

NTT DoCoMoでは、今新しい形式の携帯電話としてユーザが機能をカスタマイズできるものを開発しています。つまり、自分が必要な機能だけをインストールすることで、携帯を自分の生活により適した形にすることができる、ということ。一見おもしろそうですが、それじゃあ、すでに多機能が乗っているPDAとかPCを携帯電話のように使えるようになるまで発展させればよいのでは?と思ってしまいます。

現在、PCの小型化が進み、昨年の段階でSonyのType UなどはA5程度のサイズ、550gでかつWindows XPを走らせることができる、という状況まできています。てかむしろ最近のFOMAにはWindows CEが乗ってるんですよね。しかも、シームレスな環境が整ってきて、現在ほとんどの駅構内および一部の飲食店(Cafe de Crie、Mos Burger)ではNTT提供のHOT SPOTが使用可、また地域によってはその駅から何らかの建物に至るまでの区間さえもWireless LANを使うことができるようになっています。これらの通信は必ずしも高速ではないとはいえ、Air H"等使ったことのある人ならばわかると思いますが、十分な速度が出せると考えられます。

となると、IPフォンを用いた定額(むしろタダ)の電話の方が携帯電話よりもユーザにとっては便利である、ということになってきますよね。インフラ等の関係もありますから携帯とインターネットとの間でも折り合いがついていくのでしょうか。

なんだか漫然とした話になってきましたが、要するに、ボーダーレスな社会だ、ということ。電話は電話事業だけやっていればいい、という時代は終わったということです。

このような背景からか、いろんな企業の統合がなされている半面で、一部では事業からの撤退などのニュースもよく聞きます。昨年印象的だったのは、Sonyが金融関係から撤退してエレクトロニクス部門に重点を置いた、というニュース。ということは、手広くいろいろと扱う必要が増えてきた反面、細かい技術面では部門がどんどん細分化され、それぞれにおいて技術力をさらに高める必要があるということ。細分化された部分を支えるのが中小企業、特定の技術に特化した事業を行ってきた企業たちを上層でまとめて新たなサービスを展開しようとしているのがベンチャー企業、なのかな、というのが私の感想。

ああ、まとまらない。

話の飛躍や論理展開のまずいところがあるのは目をつぶってください。あくまで、妄想、思ったことを徒然なるままに書いているだけですから。

##########

今日の一枚。

Joe Magnarelli and John Swana Sextet, New York-Philly Junction

トランペットのJoe MagnarelliとJohn Swanaのセクステット。テナーでフィーチャーされているEric Alexanderがすごい。リズム隊のPeter WashingtonとKenny Washingtonのからみもなかなかよい。2曲目のGiant Stepsと同じコード進行の曲、曲名はGiantsです。。

Sunday, January 22, 2006

economics

先に言っておきますが、大半は受け売りの知識です。

日経平均-336.04円だってさ。ホリエは逮捕されるし、せっかく上向いてた景気がまた逆戻りです。あーあ。原油高とか企業決算とかも影響してるみたいですね。今回の原油高はハリケーンとは違って紛争が原因だから回復に長くかかりそうだし。てか、ライブドアの影響で他のIT株まで売られてるのがなんだかなあ、というところ。Yahooとか、事業的に動き出そうとしてたとこだったのにね。それもこれも個人投資家の増加が影響してるんでしょうか。トヨタまで下落してるみたいで。

アメリカの経済不振も日本を含む世界に影響を与えてますね。あのフォードが赤字転落とか。先日の危険部位を含む牛が輸入されたことを受けて牛肉の輸入も当分とりやめだし。これを受けて日米間の貿易事情も悪化しそうだ。まったく。

てか、ドンキがTOBって…ウォールマートでも目指すつもりでしょうか。ウォールマート的販売手法が日本に適していないということにいまだに気づいていないのでしょうか。西武、そごうと経営統合したセブン&アイ・ホールディングスのほうがよっぽど頭がいいですよね。

##########

雪かきをしていない我が家の周りでは、先日降った雪が凍ってアイスバーンになっています。おかげで学校に行く途中、自転車で転びそうになりました。この調子じゃあ明日もまだ溶けてないんだろうなあ。雪かきって大事だな、と思った今日この頃。

##########

今日の一枚。

Miles Davis, The Cellar Door Sessions 1970

マイルスです。某SNSでは先日取り上げましたが、まじでやばい。この演奏はアバンギャルドです。この音源をギルに接する前に聞いておきたかった。Jack DeJonettのドラムもさることながら、やはり注目はKeith Jarrettのピアノですね。Directionsがお勧め。Gil好き、Miles好き、Keith好き、だれでも楽しめるアルバム。

tv

NHKをはじめとした放送局が2007年を目処にサーバ型放送を始めるそうです。つまり、見たい番組を見たいときにダウンロードできる、ということ。これによって、放送のあり方が今までとかなり変わってくるでしょう。

第一に、今までの垂れ流し放送だと、チャネル切り替え時にふと目に留まった番組を見始める、というシチュエーションが多かったため、それを狙った番組制作がなされてきたと思います。しかし、サーバ型ということはつまり視聴者はそれぞれの番組を意思を持って選ぶということ。ということは、今までの詰め込み型の番組(一つのフレームに情報がたくさん詰まっている;たとえば右上には違う番組のテロップが、下には天気予報が、といった具合)は意味を成さなくなり、もっと洗練された内容が求められることになります。

また、番組の宣伝およびCMの手法も変わってきますね。今までのように番組と番組の間で無意識に見ている空間に入れていたものが、それぞれの番組に組み込まれることになる。となると、それぞれの番組に最適化されたものが採用されるわけで、CM制作自体もアダプティブにならざるをえなくなります。

さらに、今まで、予約録画の手法やその自動アーカイブ方式などで売り上げを伸ばしてきた録画機器(VHSレコーダ、HDレコーダともに)を作ってきたメーカにも影響を与えますね。今度はサーバ型放送をしているサーバと自動的に接続してほしいものをアーカイブする、というものになるのでしょうか。そうなるともはや電気機器というよりもPCに近くなってきますね。ということは近い将来TVとPCとの融合が図られるということか。いや、それはないな。TV放送に比べてインターネットでの配信はあまりにコストがかかりすぎる。

結論。サーバ型放送は失敗する。というのが私の意見。

##########

CDを買うのが好きです。これも一種の収集癖でしょうか。気に入った人のアルバムを集める癖があります。自分の気に入っているかなりマイナーな人のアルバムに、さらにマイナーだけど違うお気に入りの人が乗っていたりするとひとりでにんまりしてしまいます。

##########

今日の一枚。

Randy Brecker, Score

ランディブレッカー。これはなかなかの掘り出し物。1969。つまりまだFusionばりばりではなく、Hard Bopな感じの部分が多いです。そして、注目は当然一緒にやっているべきMichael Breckerではなく、Jerry Dodgion。サドメル好きにはたまりません。そしてEddie Gomezのベースもなかなか良い。Bangaloreがお気に入りです。

Saturday, January 21, 2006

snow, snow, snow



トンネルを抜けたらドアを開けたらそこは雪国でした。

北志賀にこの前行って猛吹雪を体感してきただけになんとも思いませんでしたが、首都圏でこんなに雪が降るなんて珍しいですよね。そういえば、今日はセンター試験。私がセンター試験を受けたときにも雪が降っていた記憶があります。そして学校の前で自転車が滑って自動車に衝突しました。

それにしても、雪の日には革靴はよろしくない。今日だけで5回くらい転びそうになりました。

##########

某企業の適性試験を受けてきました。なんてことはない、3時間かけて英語の問題を解く、というもの。もっとも、適性試験らしきものは後半1/3程度しかありませんでした。あんなのでどうやって人を評価するのだろうか。

##########

今日の一枚。

Woody Herman, Herd at Montreux

ウッディハーマン。ファンクです。リードラッパが変態的です。あと、なにげにベースのChip Jacksonがよいです(たしかMJQのSome Skunk Funkのアルバムにも乗ってます)。キャッチーな曲もありつつ、70年代の雰囲気を前面に出してくれています。

Thursday, January 19, 2006

tiffany & co.



企業調査とでも言うのでしょうか。某有名ショップにマリッジリングの下見に行って、店員の反応を見る、というのをやってきました。まあ、簡単に言えばスパイです。

結論から言えば、なかなか面白かった。やっぱ店員さんによって対応は違います。積極的に話しかけてくる人もいればじっと様子を伺っている人もいる。私はあまりしゃべるほうではないので、店員さんがいろいろと説明してくれるとすごく助かります。そうそう、写真に載せたパンフをくれたお店の店員さんは安藤美姫似でかわいかったです。

##########

今日の一枚。

Incognito, Eleven

インコグニートです。最近電車の中ではもっぱらこれを聞いています。インコグニートのこの変わらぬ音楽観、すごいです。ザヴィヌルに通ずるものを感じる。

awareness

気づき

世の中には、見えていないものがたくさんある。日ごろ見えてないけど、意識すれば見えるようになるものもある。何かしらの知識を得たり、訓練を積んだりすれば見えるようになるものもたくさんある。いろんなものに関心を持って、いろんなことに気づきたい。

ほら、「髪切ったね」って言われればうれしいでしょ?

##########

Bugがとれた!こんな簡単なミスだったなんて…例外処理はちゃんとしましょう。ということでした。

でも、あと一週間でもう少し実装しないと。時間がない。エントリーシートも書かなきゃ。やることは意外にたくさん。いろんな仕事を人に簡単に投げられる性格だったらどれだけ楽だっただろうか…

##########

今日の一枚。

Buddy Rich, Burning For Buddy: A Tribute To The Music Of Buddy Rich, Vol.1

先日に引き続き、バディリッチへのトリビュートアルバム。Jazz Rockって、悪くないかも、と思ったり。でも、トランペットは若干かわいそう。エリックにでも吹かせておくのが正解ですね。Dancing Menのトロンボーンソロがなかなかよい。

Wednesday, January 18, 2006

trading

凍傷東証

ライブドアの影響もあって大変なことになってますね。午前中で280万株の売りが来たから、午後の売買停止。やはり話題になっている企業が取り沙汰されると大きな規模での変動が起こりうる、ということ。

これと同じことが、IPの世界にも言えるんじゃないかな、と思います。今のIPv4で全世界のIPが管理しきれなくなるだろう、ということで導入されたIPv6。だけど、実際は全く浸透していない。ここで、仮にインドとか中国とかでIT革命が起こって、全人口の仮に半分がインターネットを使い出したとする。当然IPv4ではIPが枯渇するのは時間の問題。

まあ、そんなことはさておき、問題は株価の急落。景気を下方修正せざるをえなくなるのは時間の問題かな。今回の影響があまり長引かないことを願います。

##########

今日の一枚。

Buddy Rich, Burning For Buddy: A Tribute To The Music Of Buddy Rich, Vol. 2

バディリッチは最後以外たたいてません。だから少し上品。Time Checkとか、Moments Noticeとか、とりあえず早くやればいいってもんじゃないですよ。でも、たまには聞きたくなるアルバム。早モノを、きちんと鳴らすという観点では、すばらしいと思います。グルーブ感もよい。

Tuesday, January 17, 2006

sickness

友人のお父さんが癌になったそうです。おそらく、そこまで悪性ではないけれど、すでに3cmほどの大きさまで成長してしまっているため、胃を全摘出するそうです。

病気って、なんだかんだいって自分とか身の回りの人はかからないって、高をくくってる部分がある。でも、実際祖父は二人とも癌をやってるし、祖母も癌になったことがある。しかも母親も乳癌をわずらってた時期があった。そう考えると、自分がなるのは必至じゃないのか?

たとえば、今日、自分の余命が1年だ、と宣告されたとする。自分は何をする?なんだか、以前も同じ妄想を抱いてた気がする。けど、今は、毎日を精一杯楽しんで、生きている。だから、きっと何も思い残すことはないんじゃないかな。

とまあ、妄想してみる一方で、大きい病気なんか一度もやったことのない、風邪もあんま引かない健康体なのですがね。取り越し苦労。いやいや、毎日を大事に生きよう、ということ。

なんだか漫然とした文章になってしまったね。

##########

Mingus Big Band, Blues & Politics

ミンガスです。このバンドは、まさにベースがリーダーという感じ。バンド全体を引っ張っていくベースのグルーブ感、そして存在感がすごい。音楽の組み立て方も参考になります。ソロ裏のハモの積み方とか。好きな曲は、Goodbye Pork Pie Hatかな。

Monday, January 16, 2006

tonality

調性感

音楽の大事な要素、調性。マッテゾンが、調性感に関して1700年ごろにすでに著したものがあります。

曰く、ニ長調は本来鋭く頑固である。曰く、ホ長調は本来絶望的なものあるいは全く致命的な悲しみを、喩えようもなく適切に表現する。などなど。

ホントかよ、とつっこみたいところは多々ありますが、それはさておき、ちょっとその時代背景に注目してみる。1700年ごろといえば、バッハ全盛期。つまりバロック。ということはAの音程は今の442Hzではなくて415Hz。これは今の約半音下。一方、一部の場所(教会など)では、465Hzというものも使われていたとか。ということは、音程に対して、絶対的なものなんてないじゃないか、ということになる。じゃあ、マッテゾンは何を考えてこれを著したのか。

思うに、調性感というのは、その曲の音階どうこうではなくて、その曲に内包される雰囲気なのではないか、と。たとえば、A-durは情熱的、Des-durは神秘的、h-molは物悲しい、みたいにね。

だから、オリジナルの曲を編曲する人が、いとも簡単にその調を移調してしまうのを見るとすごく悲しくなります。調を変えただけで、その曲に秘められたものの大半がすり替わってしまっているのだから。

##########

今日の一枚。

Count Basie, April in Paris

ベイシーの名盤。これが私にとってのベイシーの原点。Corner Pocketは、Ges-durしかありえないのです。さすがベイシー。ちなみに、お気に入りはDidn' Youです。

Sunday, January 15, 2006

TOEIC

例の英語の試験を受けてきました。時間が足りません。あんなんで900点台とかとるのはきっとネイティヴでしょう。でもTOEFLよりは拘束時間が短くて良心的な気がしました。英語、読まなきゃね。

##########

陰陽道の五行って、みんなあんまりなじみがないんでしょうか。ちなみに、今年は十干十二支でいうと、丙戌です。興味ない?

##########

今日の一枚。

Weather Report, 8:30

ウェザーリポートです。ピーターアースキンが正式参加。もちろんジャコもいます。ザヴィヌルの、アフリカンな雰囲気とばりばりのフュージョンを融合させた音楽観、やはりこの人独特ですよね。Teen Townはすごいけど、べた過ぎるのでここはあえてBlack Marketを推しておきます。

Saturday, January 14, 2006

technical forum

某テレビ局の技術フォーラムに行ってきました。

音声のミキシングとか、クロマキーを使ったデモとか、いろいろ触らせてもらいましたが、結論、やっぱりこういう仕事は直感的に楽しそう。やってみたいな、とは思う。けど、はたしてこの仕事が自分のどのようなスキルアップにつながるのか。

スタジオでおしゃべりをさせてもらった、恋の空騒ぎをはじめとした多くの生放送番組で長年スイッチングの業務をしてきたという方は、技術的な知識(たとえば、テレビの画像の伝送では走査線がつながった形で情報が送信されている、など)にもかなり長けていて、こういう人になれればいいな、とは思ったものの、普通の業務をこなしていてそういった知識はどうやって身につくのか。

漫然とした文章になってしまったけど、要するに、仕事を選ぶ上で、自分の身に付くことは何かということもちゃんと考えなきゃな、と思った、ということです。

##########

今日の一枚。

Woody Herman, Giant Steps

ウッディハーマンです。このアルバムの曲は全部好き。70年代感あふれるサウンドがいいですね。Freedom Jazz Danceでのソプラノのリフが洗練されすぎていてすごい。でも一番好きなのはLa Fiestaだったりします。

Friday, January 13, 2006

brand

ブランド。

中身がない人ほど、虚勢を張りたがると言うけど、べつに、それでもいいじゃない。虚勢を張ることもできずに隅っこでこそこそしているよりは。人間なんて利己的な生き物だから、どこかが人より秀でていると思い込んでないとやってらんない。

でも、虎の威を借りてもそれはただのまねっこ。高い洋服に身を包んでもそれはOnly Oneではない。やっぱり、Specialでありたいね。

##########

今日の一枚。

Buddy Rich, Big Swing Face

バディリッチです。一曲目のノルウェイの森はビルホルマンのアレンジだとか。そして、娘のキャシーリッチに歌わせたりしてます。親バカ。まあ、たまにきくと面白いかもね、と言うアルバム。Willowcrestは好きです。

Thursday, January 12, 2006

experiment



久々にまともにプログラミング。まずまずな結果。Sherpen FilterとUnsharp Maskの原理を今更知りました。

##########

研究室の先輩の誕生日。でも、ロウソクがないからと言って、ケーキにLEDを立ててはいけません。

##########

最近、読まれることを意識していない日記が多い。いかんいかん。このままではただの情報の垂れ流し。情報の取捨選択って重要。自分が情報を得るときにもね。

##########

今日の一枚。

Till Bronner, That Summer

ティルブレナーです。チェットベイカー的。巨匠にはかないませんが。ハーマンの音色がよい。でも、なにげに現代っぽい曲を吹くときのフレージングもなかなか。注目です。

Wednesday, January 11, 2006

time

光陰矢のごとし。

月日を光陰と書き表したのは、言いえて妙だと思う。最近空の星を眺めるほどの心のゆとりのない自分に気づく。余裕というのは、時間的なものよりも、精神的なものが大きいな、と実感してみる。

##########

年明け最初の練習。ドタキャンの連続で若干モチベーション下がり気味な中、テンションをあげて臨む。コンマスの機嫌が悪くちゃあバンドの雰囲気悪くなるもんね。

##########

今日の一枚。

Rob McConnell, Our 25th Year

バルブトロンボーン奏者でアレンジャーのRob McConnell。小奇麗な曲作り。上品です。Wood Windsをうまく使えるようになりたい。そのためにはバンドメンバがそれを吹けなければならないという制約もありますが。4B.C.が好きです。

Tuesday, January 10, 2006

reality

現実世界に戻ってきました。たった3日間の非現実だったのに、頭が現実逃避モードからなかなか戻ってこない。Visual Studioの画面を開くのが嫌で、Matlabで妥協してみる。

結局ほとんど進まないまま一日が終わろうとしています。これが現実。

##########

最近頭がオーバーフロー気味。むしろ時間がない。正確に言えば、うまく時間を使えていない。生活の時空にフラグメンテーションが起こっています。デフラグしよう。それぞれの要素は至って簡単なことなのだから。

##########

今日の一枚。

Marcus Miller, The Sun Don't Lie

マーカスです。Jujuとか、Teen Townとかやってます。マーカスの音、と言うか、音楽観、分かりますよね。アイデンティティ。個人的には、ベースソロは嫌いです。往々にして自己満に走りがちだから。同様の理由でドラムソロも嫌い。あと、あまり関係ないけど、この人はなんでバスクラを吹くのだろうか。

Monday, January 09, 2006

bus



スノボ3日目。昨日4時に寝たということは、4時間睡眠。体に鞭打っておきて、朝ごはんをもりもり食べる。昨日まで出ていた漬物のフキが美味しくないとこぼしていたら、今日から野沢菜にかわっていた。スクランブルエッグに付け合せてあるはずのケチャップがひとりだけなくて軽くへこむ。

なんとか、人並みには滑れるようになってきたかな、と思った矢先にもう帰る時間。またこよう。ゲレンデに馬がいました。

帰る前に三ケ月の湯(みかづきのゆ)に行ったら、洗い場がひどく寒くて湯気で真っ白。受付にいたおじいちゃんが帰るときにはおばあちゃんに変身していました。

帰りのバスは思ったよりも早い到着。東京が近づくにつれ現実にひき戻されるのがいやになってきます。そういえば、バスの中って、なんであんなに安くさい装飾が施されているんでしょうか。

##########

今日の一枚。

Manhattan Jazz Orchestra, Birdland

MJO。バードランド。15周年。興味深い(interesting)というのが一番いい気がする。定番で、しかもそのものでかなり完成されている曲を、ここまでアレンジできるのはすごいと思う。やっぱりBirdlandですね。

Saturday, January 07, 2006

muscule



スノボ2日目。筋肉痛。転びすぎて腕が痛いです。家に帰って楽器を練習できるか甚だ疑問。

今日は吹雪いてました。ゴンドラに乗って(166人乗り、世界最大との歌い文句、うそくさい)山頂に行ったら、10m先が見えないくらいの吹雪。初心者コースで危うく遭難しかけました。でもこのおかげで今後どんな寒さも耐えられそうです。連れの髪の毛が凍って一昔前のヤマンバのようになっていました。

今日も宴会。変なテンション。ナイターで8時近くまで滑って昨日以上に疲れているはずなのになぜか4時まで飲み。飲みすぎです。

##########

今日の一枚。

Manhattan Jazz Orchestra, Moritat

MJO。最近多いって?そこは突っ込まないでください。CherokeeとかTake Fiveとかをやっているアルバム。アレンジはさすがマシューズ。かっこいいかっこ悪いは別にして、この人の音楽観というかベクトルというかは、すごくはっきりしていて分かりやすい。こういう音楽作りをしたい。

snowboarding



志賀高原は竜王でスノボ。初体験。夜行バスで5時現地着、7時半にチェックイン、滑り始めました。

…難しい。重心の移動がスキーとかなり違うせいか、転んでばかり。今までスノーボーダーはゲレンデに転がりすぎててうざいとか思っていたけど、今はその気持ちがよくわかります。

夜は宴会。昨日はバスの中で4時間しか寝ていないのに、無駄に2時まで起きていたり。へんなテンション。睡眠不足はナチュラルハイを引き起こす。間違いない。

##########

今日の一枚。

Manhattan Jazz Orchestra, Hey Duke!

MJOです。結成10周年、エリントンにささげたもの。It Don't Mean A Thingのアーロンハイクがいいです。そうでなくてもこの曲は好きです。

Friday, January 06, 2006

tank



研究室の先輩が実験のためにラジコン戦車を買ってました。ドイツのTIGERです。無駄にキャタピラがリアルで、無駄に大砲が強力で、無駄に無線周波数を換えられます。

##########

今日の夜から志賀高原は竜王に行ってきます。

##########

今日の一枚。

Manhattan Jazz Orchestra, Moanin'

MJOです。スタンダードのデビッドマシューズアレンジ。日本語のAmazonのページでMoanin'が「モー人」とタイポされてるのがうける。

Thursday, January 05, 2006

parasite

東京に戻ってきたら、年賀状が予想以上にたくさん。喪中の場合の対処の仕方を、今更知りました。

##########

オスカーピーターソンを「おすぴー」と略してはいけない。

##########

なんだか、自分の知っている人が音楽を論じていて、しかもそれがクリティカルなこととか、自分が気づかなかった観点から物事を言ってたりすると、すごく悔しい気持ちになります。自分が物事をよく知らないことぐらい分かっているけど、それを目の当たりにされると、なんだか、嫉妬に近い気分になります。

でも、こんな、人との比較で向上心を持ったところで、果たしてそれは本当の向上心なのか。そもそも、まわりに自分よりも秀でている人がいるということに気づけなくなったらそこでもう人間としてアウトですよね。

結局周りを伺ってしか物事を見られない、日本人なんだな、と思います。

##########

今日の一枚。

Oscar Peterson, Freedom Song

オスカーピーターソンです。巨匠。Joe Pass、Niels Pedersen、Martin Drewとのカルテット。最強です。まずはRound Midnightでやられます。Watch What HappensからWaltz For Debbyへの移行もかなりきてます。結局全曲いいということ。聴くべし。

Wednesday, January 04, 2006

market

高値からのスタートだとか。これからどーなるんですかね。円相場も含め。ギャンブルは好きじゃないけど、株の個人投資はちょっと興味あります。勉強しとかないとなー。

##########

今日風すごいみたいですね。春一番?なわけないか。

##########

今日の一枚。

Weather Report, Black Market

ウェザーです。この空気がたまらなくいいときがある。ジャコが光ってます。やっぱりBlack Marketが一番好きかな。

Tuesday, January 03, 2006

gif



岐阜の祖父母の家に行ってきました。寒かった…

赤みその味噌汁がやたらとしょっぱかった。中部地方(名古屋)って、やっぱり味が濃いのかな。

##########

里見八犬伝を見た。CGがわざとらしすぎる。けど、結構見入ってしまった。タッキーがかっこいいけど小さい。

##########

今日の一枚。

Lars Jansson, Ballad

新年はしっとり目のナンバーから。ラーシュヤンソンのバラード集です。正直、Hopeから始まるのはずるい。けど、一番のお気に入りはやっぱりMarionette。ラーシュヤンソンの作り出す透明な空気が好きです。

Monday, January 02, 2006

ob band



高校の吹奏楽部のOB会にてOBバンドの演奏をしました。曲目は、Heat's On、Orange Sherbetの二曲。ところがOrange Sherbetの譜面、Kendor Musicのバージョンで、オリジナルとぜんぜん違う。一番違うのは、写真を見てお分かりですね。曲名が違いました…

そして、16時OB会終了→打ち上げ→高校の吹奏楽部の先輩との飲み→中学の友達との飲み→OBバンドの人との飲み、というふうに飲み会をハシゴしてみました。これもひとえに浜松の中央集権体制がなせる業。結局ほぼ15時間断続的に飲み食いしていたようです。

##########

今日の一枚。

Count Basie, This Time by Basie: Hits of the 50's

ベイシーの曲をやっていたので、今日はベイシー。大変ポップなアルバムです。やはりThis Could Be the Start of Something Bigが一番でしょう。なにげに、最後まで聞くことは少ない。

Sunday, January 01, 2006

Das Neujahrskonzert 2006



あけまして喪中です。新年は我が家の猫、カラヤンくんで始めます。

今年の目標。
・オーラのある人間になる。
・人へのこまやかな心遣いができるようにする。
・研究をちゃんとやる。

今年もよろしくお願いいたします。

##########

新婚旅行に行っていた姉夫婦がドイツから帰ってきました。お土産はSachertorte。しかもHotel SacherとDemelのものの二つ。甘い物好きにはたまりません。ザルツブルグは死ぬほど寒かったようです。

##########

毎年恒例、New Year Concertです。今年は久々にフルに見たのですが、どうもマニアックな選曲でしたね。というか、有名な曲のメドレーのようなもの(ワルツ〈芸術家の生涯〉など)が多すぎでした。魔笛をやたら聴いた気がする。個人的にはヨハンシュトラウス2世の狂乱のポルカ作品260が好きです。

##########

今日の一枚。

Wiener Philharmoniker, Das Neujahrskonzert 2006

ニューイヤーコンサートです。詳細は上に書いたので割愛。追加するとしたら、1)指揮者のMARISS JANSONSの国籍が気になる、2)ビオラに宮崎駿がいる、3)ファーストオーボエはきっと典型的なドイツ人、4)ヨーゼフ・ランナーはモーツァルトを敬愛しているというよりぱくってるだけだろ、5)美しく青きドナウのときに踊ってる人のprinciple dancerがTMの西川に似てる、と言ったところでしょうか。